香典返しは誰が贈るもの?気持ちを込めて贈ろう

香典は、葬儀や法要に参列した方が故人や遺族に贈るもので、そのお礼として贈るのが香典返しです。喪主が贈るのが一般的ですが、喪主が遠方に住んでいる場合や仕事などで忙しい場合は、親族や友人が代わって贈ることもできます。喪主が贈らない場合でも、挨拶状などには喪主の名前を記載し、その上で別の方が送付している旨を一言添えておくと良いでしょう。香典返しを贈る際の熨斗は、五つ結びの水引で表書きは「志」「御礼」などと書きます。ただし、表書きなどは宗教や地域によって異なる場合があるため、必ず事前に確認しておきましょう。

香典返しの品物を迷う方も多くいますが、基本的には感謝の気持ちを込めて選べば喜んでもらえるはずです。鶴亀やウサギをあしらった縁起物、肉や魚といった香典返しに適さないものは避け、相手が喜んでくれそうなアイテムを選んでみてください。